映画『ハウス・オブ・グッチ』は、レディ―・ガガ主演で“グッチ一族”を描く!
リドリー・スコット監督が、ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマ。
サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション小説「ハウス・オブ・グッチ」を原作に、グッチ一族の確執と3代目社長マウリツィオ・グッチ暗殺事件を描き出す。
主演は、レディー・ガガ。
目次
"グッチ一族”その知られざる光と影
イタリアを代表するファッションブランドのグッチ。
その歴史は深く、1921年に創業者のグッチオ・グッチがフィレンツェにレザーグッズ専門のファクトリーとショップをオープンしたことから始まる。
その後もそのブランドのアイデンティを引き継ぎ、近年では2015年にアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任。
愛されるグローバルブランドとして、注目を集めている。
今回リドリー・スコット監督がフォーカスを当てるのは、人気ブランドの舞台裏で繰り広げられていた華麗なるグッチ一族の崩壊の物語。
ファミリー経営を行っていたグッチは、華々しい大成功をおさめていたか゜、一族の間ではブランドの株や経営を巡って、内部間での争いが絶えなかった。
今回の映画は、創設者 グッチオ・グッチの「孫世代」に焦点を当て、当時ブランドのトップの座に就いていた孫の1人 マウリツィオ・グッチが、1995年にマフィアによって暗殺された事件を描いている。
あらすじ
1995年3月27日ミラノで多くの目撃者がいる中、銃声が街に響き渡る。
殺害されたのは、世界的なトップブランドの元祖と呼ばれるグッチ創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチ。
犯人が特定できない状況が続く中、その実行犯の黒幕が明かされる。
それは妻のパトリツィア・レッジャーニだった。
2022年1月14日公開
キャスト
パトリツィア・レッジアーニ / レディー・ガガ
マウリツィオ・グッチの妻であり、暗殺事件の黒幕といわれる。
レディー・ガガは、役作りのために「イタリア 語なまりの英語を半年もの間訓練し、ジャーナリストのごとくパトリツィアの人生を掘り下げた」というほど熱意を込めた演技を披露している。
マウリツィオ・グッチ / アダム・ドライバー
アルド・グッチの息子「孫世代」
パオロ・グッチ / ジャレッド・レト
ルドルフォ・グッチの息子/「孫世代」
アルド・グッチ / アル・パチーノ
創業者グッチオ・グッチの三男
ルドルフォ・グッチ / ジェレミー・アイアンズ
創業者グッチオ・グッチの五男
ピーナ / サルマ・ハエック
占い師
監督
リドリー・スコット
『オデッセイ』『ブレードランナー』を手掛けたハリウッドの巨匠。
華麗なるグッチ一族崩壊の闇に包まれた「真実」を、ラグジュアリー・サスペンスに昇華した。
原作
サラ・ゲイ・フォーデン
『ハウス・オブ・グッチ 上・下』
予告編
映像は、パトリツィア・レッジャーニ(レディー・ガガ)の視点で描かれます。
冒頭では、パトリツィアが夫のマウリツィオと共に、アルド一家の豪華な邸宅を訪れます。
グッチ家独特の風習に戸惑いつつも、一方で冷静に「彼らは全てを持っている。富、スタイル、権力。殺してでも欲しいものを」と観察しており、野心を示す兆候が見られます。
「グッチは帝国だ」と話すマウリツィオに「あなたが立て直せば?」とけしかけるパトリツィア。
やがて一族衰退と比例して、パトリツィアは「グッチ家には新たな血が要る」と“GUCCI”で全身を固め、次第に発言力と地位を強めていきますが、アルドに「グッチとは私の発言そのもの。女の出る幕はない」と言い放たれます。
夫を含めグッチ一族からよそ者扱いされ、精神的にも排斥されるパトリツィア。パトリツィアは「何様のつもり?”不要なもの”は捨てなければ」と何かを企み、占い師ピーナ(サルマ・ハエック)と成し遂げようとします。
次第に崩壊していくグッチ家の人々へ「特に道徳心は高くないけど、私はフェアな人間よ。だから賛成、型破りな罰でもね。」と悪びれる様子も語るパトリツィア。
本作では、パトリツィアとマウリツィオとの結婚、グッチ家に嫁ぎ1970年代から愛、裏切り、退廃、復讐、そしてマウリツィオ暗殺計画に至るまでの約30年にわたる、グッチ一族の崩壊と闇に包まれた真実が明かされます。
1995年3月27日、ミラノで実際に起きた“GUCCI”創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺事件の衝撃の真実を描く『ハウス・オブ・グッチ』。
アカデミー賞R作品賞を受賞した『グラディエーター』など幅広い作品を世に送り続けるハリウッドの巨匠リドリー・スコット監督が、華麗なるグッチ一族崩壊の闇に包まれた<衝撃の実話>を暴き出します。
『ハウス・オブ・グッチ』は、2022年1月14日(金)全国公開。