映画「テスラ エジソンが恐れた天才」は、発明王テスラの半生に迫る!
2021/04/19
19世紀から 20世紀にかけて活躍した孤高の発明家ニコラ・テスラを演じた伝記映画。
テスラの仕事と生き方を詳細に描くことで、謎に満ちた半生に迫る!
主演は、リンクレイター監督「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク。
「ツイン・ピークス」シリーズのカイル・マクラクランがエジソンを演じる。
監督・脚本は、『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』などのマイケル・アルメレイダ。
「テスラ エジソンが恐れた天才」は、2021年3月26日 公開
目次
ニコラ・テスラとは?
二コラ・テスラは「彼がいなければ、世界は 100 年遅れていた」といわれるほどの天才発明家であり、発明王トーマス・エジソンのライバルとしても知られる人物だ。
また、電気システム、ラジオ、噴水、電気モーター、点火プラグを発明し、電流戦争でエジソンに勝利した。
現代においても、オバマ元米大統領、アップル社の設立者・故スティーブ・ジョブズ、民間初の宇宙飛行を実現した宇宙開発企業スペース X 社のイーロン・マスクなどの成功をおさめた著名人、起業家から、熱いリスペクトをうける存在でもある。
だが、「偉大な人物」という称賛に、常に「孤高」「異端」「狂気」という言葉がつきまとい、その最期は「栄光から没落へ」と語られてきた。
あらすじ
1884年、移民としてニューヨークへやって来たテスラ(イーサン・ホーク)は、あこがれのエジソンのもとで働き始める。
しかし直流方式の送電を考案したエジソン(カイル・マクラクラン)に対し、テスラは交流方式を主張し、両者は激しい対立の末に決別。
テスラは実業家ウェスティングハウスと組んでシカゴ万博でエジソンを叩きのめし、一躍時代の寵児となる。
大財閥J・P・モルガンの娘アンと交流し、モルガンから莫大な資金を得て“無線”の実現に挑むテスラだったが、研究一筋の繊細な心は実業界や社交界と不協和音を立て始める。
キャスト
イーサン・ホーク
1970年11月6日生
出身 アメリカ/テキサス
985年、ジョー・ダンテ監督作「エクスプロラーズ」で映画デビューを果たした。
その後、学業に専念しカーネギーメロン大学に入学したが、ピーター・ウィアー監督作品「いまを生きる」(89)で俳優に復帰しブレイクしたため、大学を退学する。
以後、「生きてこそ」(94)や「ガタカ」(97)などで主演を務め、リチャード・リンクレイター監督、ジュリー・デルピー共演の「恋人までの距離(ディスタンス)」(95)も人気を博す。
01年には初監督作「チェルシー・ホテル」を発表し、アントワン・フークア監督の「トレーニング デイ」でアカデミー助演男優賞にノミネート。
04年に「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編「ビフォア・サンセット」、さらに9年後に3作目「ビフォア・ミッドナイト」(13)でデルピーと再共演し、両作でリンクレイター監督とデルピーとともにアカデミー脚色賞の候補になった。
リンクレイター監督の「6才のボクが、大人になるまで。」(14)では12年にわたる撮影に参加し、アカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞映画部門の助演男優賞にノミネートされた。
イヴ・ヒューソン
1991年7月7日生
出身 アイルランド
父はロックバンド「U2」のボーカル、ボノ。
2008年に「The 27 Club(原題)」で長編映画デビューし、ショーン・ペン主演の映画「きっと ここが帰る場所」(11)や、「大人の恋には嘘がある」(13)などに出演したのち、スティーブン・ソダーバーグ監督が手がけたTVドラマ「The Knick ザ・ニック」(14~15)で看護婦のルーシー役を演じ話題に。
その後も、17年には脱獄映画の金字塔とも呼ばれる「パピヨン」(73)の同名リメイク作で主人公の恋人役を演じたほか、ロビン・フッドの前日譚を描いた「フッド ザ・ビギニング」(18)でもヒロインを演じる。
カイル・マクラクラン
1959年2月22日生
出身 アメリカ/ワシントン州
デビッド・リンチ監督の「砂の惑星」(84)で映画デビューを果たし、続いて同監督の「ブルーベルベット」(86)にも出演、SFアクション「ヒドゥン」(87)でも味のある演技を見せる。
再びリンチ監督とコラボレーションしたドラマ「ツイン・ピークス」(90、91)のデイル・クーパー捜査官役で広く人気を集め、劇場版「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」(92)に出演2017年放送予定のドラマ新シーズンでも同役を演じる。
その他、オリバー・ストーン監督の「ドアーズ」(91)では同名バンドのメンバーであるレイ・マンザレクを、実写版「フリント・ストーン モダン石器時代」(94)では悪役クリフを演じ、人気TVシリーズ「SEX AND THE CITY」(00~02)や「デスパレートな妻たち」(06~12)などにも出演。
ピクサーの20周年作品「インサイド・ヘッド」(15)では、ライリーの父親の声を担当した。
ルーシー・ウォルターズ
監督・脚本
マイケル・アルメレイダ
1959年4月7日生
出身 アメリカ/カンザス州