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窪塚洋介がハリウッドデビュー

ちんもく

窪塚洋介(35)が4日、遠藤周作原作の歴史小説「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督(72)が映画化する「Silence(原題)」に出演することをツイッター上で明かした。

窪塚にとっては初のハリウッド出演作となる。

窪塚は「告知」と題したツイッターで

「数年に及ぶオーディションを勝ち抜きまして、ハリウッド映画に初出演となり、年初から台湾にいますた」とハリウッドデビューすることを報告した。

出演作は映画「タクシードライバー」「グッドフェローズ」などで知られる巨匠スコセッシ監督が長年構想を練ってきた「沈黙」の映画化作品で、今年1月から台湾で撮影がスタートしているようです。

窪塚が演じるのは、主人公の若き宣教師の案内役を務め、やがて宣教師を裏切る日本人のキチジロー。

作中で重要な役割を担う人物だけに「光栄にもキチジローという大役授かりまして、役者冥利に尽きまくる日々を過ごしてます」と喜びを語っている。

 

「沈黙」は島原の乱が収束して間もない江戸初期に長崎にやってきた若きポルトガル人宣教師の苦悩を通し、神の存在やキリスト信仰の根源的な問題を浮き彫りにした、世界的にも評価が高い作品。

アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、浅野忠信、イッセー尾形、笈田ヨシ)らが出演する。

(出所:東スポweb)

 

『沈黙』は出版当初、カトリック教会から大きなバッシングを受け、長崎・鹿児島では禁書になった問題作だった。

今でこそ世界13カ国語で翻訳・出版され、戦後の日本文学の代表作として国内外で高く評価されているが、一般にも広く受け入れられ、理解されているとはいいがたい面もある。

遠藤作品を数多く翻訳しているバン・C・ゲッセル氏によると「アメリカでは、『沈黙』は文学作品としては認められているが、宗教を扱っているものだから興味がないままに読む人が多く、キリスト教に関心を持っている人でないとなかなか共感しにくい」という。

遠藤も、「一方のドイツでは、東西分離という歴史的背景から、『沈黙』の問題、裏切るか裏切らないかの問題が表出してきた関係でベストセラーになっている。

そういう問題のない国でないとだめだろう」と分析しており、世界における日本文学の独自性を認めている。

しかし、『沈黙』の主人公は外国人司祭であり、日本文学でありながら、日本だけにとどまらない視点が必要になるのがこの作品の興味深い点だ。

遠藤自身、「私はつねに日本と西洋との関係をテーマに扱っているから、自分の文学が外国の読者からどう読まれているかは、やはり作者として興味がある。外国人と日本人とでは私の作品の読み方が違うのが、私にとっては非常に面白い」と、同書の冒頭で述べている。

 

もし、遠藤が今も生きていたら、誰よりも『サイレンス』の完成を楽しみにしていたのではないだろうか。

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