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映画『サイレント・トーキョー』の見どころ

2020/12/12

『サイレント・トーキョー』は、「アンフェア」シリーズなどの作家・秦建日子が、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの楽曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされて執筆した小説「And so this is Xmas」を映画化したクライムサスペンスだ。

クリスマスイブの東京。恵比寿に爆弾を仕掛けたという一本の電話がテレビ局にかかって来た。

半信半疑で中継に向かったテレビ局契約社員と、たまたま買い物に来ていた主婦は、騒動の中で爆破事件の犯人に仕立て上げられてしまう。

そして、さらなる犯行予告が動画サイトにアップされる。犯人からの要求はテレビ生放送での首相との対談だった。

要求を受け入れられない場合、18時に渋谷・ハチ公前付近で爆弾が爆発するという……。

 

2020年12月4日(金)から公開予定の映画『サイレント・トーキョー』は、多くの人でにぎわう東京で爆破テロが起こったら?

という非日常。身近に潜む恐怖を描ききったサスペンス・エンターテインメントだ。

「SP」シリーズ(2007年~)で知られる波多野貴文監督が現代社会に痛烈な警鐘を鳴らす!

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目次

サイレント・トーキョーのあらすじ

テレビの情報番組でアルバイトをしている来栖公太は、「恵比寿ガーデンプレイスに爆弾を仕掛けた」という電話があり、先輩ADの高沢とともに恵比寿ガーデンプレイスへ向かいます。

電話で言われたベンチへ行くと、40歳前後の中年女性・山口アイコが座っており、ベンチに腰掛けるよう勧めてきました。

高沢が座った途端、アイコは立ち上がります。ベンチには爆弾が仕掛けられていて、30キロ以上の重さでスイッチが入り、30キロを下回ると爆発するそうです。

 

犯人に命令されているという彼女は、公太の手首に、爆弾が仕掛けられた腕時計を回します。アイコの腕にも同じ腕時計が巻かれていました。

そして、犯人の言葉を伝えます。「きちんとカメラを回すこと。テレビ局に電話して、その映像を情報番組で流すこと」。

スマホが鳴り、電話に出るアイコ。電話を切ると、彼女は公太を連れ、恵比寿三越の警備室へ向かいます。

 

命令を拒絶すると、遠隔操作で腕時計を爆破すると犯人に脅されたと言う。ベンチから動けない高沢にカメラを回すよう伝え、公太はアイコに同行します。

警備室についたふたり。15時30分になるとベンチが爆発するから避難指示アナウンスを流すよう頼んでも、警備員は信じてくれません。

 

15時30分になると、高沢の座ったベンチではなく、近くのゴミ箱が爆発しました。慌てて警備員は館内アナウンスで避難を促しますが、現場はパニック状態。

アイコと公太は現場を離れ、歩き出しました。と、背後からさらに大きな爆発音が。高沢の身を案じ、恐怖で震えながらも、腕時計をつけられた公太はアイコと進むしかありませんでした。

ふたりは、住宅街のマンションの703号室に入ります。リビングのテレビには、犯人からと思わしき手紙が貼り付けられていました。

 

そこにはこう書かれていました。

・声明文を男が読め
・女はそれをビデオカメラで録画しろ
・録画したデータは情報番組にメールで送り、YouTubeにもアップロードすること
・終わったらこの紙をキッチンで燃やすこと
・今すぐに!

ふたりは渋々従います。声明文には、日本の首相とテレビの生放送で一対一で対話させよ、要求が受け入れられない場合は明日18時30分に渋谷のハチ公前で爆弾を爆発させるとあります。

最後には、「これは、戦争だ」とメッセージが。

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予告動画

キャスト

朝比奈仁  / 佐藤浩市

爆破テロの容疑者

世田志乃夫 / 西島秀俊

事件を追う刑事

泉大輝   / 勝地涼

新人刑事、世田刑事とコンビを組む

山口アイコ / 石田ゆり子

犯人に振り回される普通の主婦

来栖公太  / 井之脇海

テレビ局のアルバイトだが、犯人に振り回される

高梨真奈美 / 広瀬アリス

家族ある男性と不倫している

須永基樹  / 中村倫也

30歳で、各界の著名人しか表紙を飾れないという週刊誌の表紙の顔になり、個人資産も10億円を超えるという噂

監督  波多野貴文

「SP」シリーズを手掛け、迫真のアクションやハリウッドクオリティのVFXで日本映画の新時代を切り開いた。

 

朝比奈仁を演じる佐藤浩市、主婦・山口アイコを演じる石田ゆり子、そして刑事・世田志乃夫を演じる西島秀俊が、撮影の裏話や見どころなどを語った。

波多野組はいかがでしたか?

石田

初めてご一緒させていただいたのですが、本当に、すごく気持ちのいい監督さんだなと思いました。

役者の気持ちをとても大事にしてくれて、生理的にこうはできない、ということは絶対にさせないというか。

これが波多野組かと。とても気持ちのいい幸せな現場でした。

西島

今回は波多野さんの一番の真骨頂とも言える大きな舞台の大作で、アクション作品ということで、個人的にもすごく楽しみにしていました。

撮影現場で、かなり細かく表情から体の動きまで演出してくださったので、前回はコメディだったということもあって、印象が全く違いましたね。

佐藤

波多野さんが演出をしていた「コールドケース」(WOWOW)はプロデューサーも顔なじみだったので、シリーズの1話分だけゲストで出演させてもらったんです。

その時に初めて波多野さんとご一緒したのですが、その時のご縁があっての今回だったんですよね。

 

佐藤さんは本作の主役ということで、ゲスト出演の時とは雰囲気が違ったかと思うのですが、今回は監督とどんなお話をされましたか?

佐藤

今回は主役らしい役ではないので、主役としてどうやって成立させようかという部分と、出番が少ない中での重さの持たせ方というか、そういうものがお客さんの中にどういう風に残るかなということは監督と話し合いました。

小説のキャラクター設定から変わっている部分についても。原作からあえて変えているということも含めて、どうやって整合性を取らせるのかというディテールについてはかなり監督とお話しましたね。

 

具体的にはどんな部分のディテールを深めていきましたか?

佐藤

正直言って戯曲は舞台だから成立する“大きな嘘”であって、舞台上と客席との距離だと成立する嘘が、映像というある種のリアリズムになると難しさを伴うことが多々あるんです。

それは三谷幸喜監督の作品でも同じことが言えるし、今作にも結構、そういった難しさがありました。

その部分ですよね。それをふっ飛ばしてでも走るという、いい意味で“怪しい作品”になってくれればいいなと。

怪作になるためにどうしたらいいかを考えた時、僕は少ない出番の中で“高倉健さん”にならなければならないと思いました。

 

西島さんが演じた世田は、どのような役と捉えて、どこを大事に演じられましたか?

西島

世田は過去に、ある事件で首に傷を負い、今の状況にあるんですけれど、そのことは映画の中では説明されていない。

なので、それをしっかり内側に持って、色んなイメージをして撮影に望んでいました。

 

石田さんが演じられた山口アイコという人物は、シーン毎に全力で、さまざまなな表情が出てくる役かと思いますが、どのように解釈して演じられましたか?

石田

一見、どこにでもいる普通の主婦のようなのですが、心の中に“ある想い”が潜んでいて、この作品を通して私は恐怖を感じました。

もし、この物語と同じようなことが東京であったら本当に怖いですけれど、でも他人事ではないなというか、考えさせられましたね。

 

大規模な撮影が行われたそうですが、現場はいかがだったでしょうか?

西島

撮影にには1000人以上の方が、毎週末参加してくださって。なかなか大変な撮影だったのですが、本当にただただ感謝しかないという感じです。

充実した、すごいシーンが撮れているんじゃないかと思っています。

 

セットを設営した足利での撮影では爆風で倒れたり、アクションめいたこともあったと思いますが。

西島

グリーンバック、合成の部分が多かったので、“ここにあのビルがあって”とか“ここにモニターがあって”とか、渋谷のスクランブル交差点をイメージしながらの撮影は色々と大変だろうなと思っていたんですが、実は結構楽しくて。みんなも「だんだん色んなビルが見えてきた」って(笑)。

そういう話をしながら、とても面白い撮影を行いました。

 

この映画をどんな方々に観ていただきたいですか?

佐藤

この映画に内包するテーマがあるにせよ、エンターテインメントなんです。

映画である以上、エンターテインメントとして観ていただいた先に、何か喉元にちょっとだけでも引っかかる物があるとしたら、それが何なのか、ということ。

それは僕が先ほど言ったような、世界中で起こっている様々な問題をただの対岸の火事で済ませずに受け止めることだと思うし、それこそがこの映画がもたらすものだと思うので、それを感じていただけたらいいなと。

 

この映画で描かれているテーマはとてもシリアスなものですが、どのように感じていらっしゃいますか?

石田

今後起こるかもしれないという、とてもリアルさも感じますし、もしクリスマスに実際こういうことが起こったらと考えると、そのときに人は、私はどうするんだろうかと、色んなことを考えますよね。

そんな、様々な要素が入った作品だと思っています。エンターテインメントとしても目が離せないと思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。

 

最後に、これから映画をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

西島

人間ドラマ、それからミステリー、そして大規模な大作の面白さを持っている作品です。

ぜひ世田と一緒に、誰が犯人なのか、この物語の決着がどうやってつくのかを楽しんでいただけたらと思っています。

佐藤

皆さんで楽しんでいただきながら、何か小さな小骨が喉元に刺さってくれればいいなと思っています。ぜひ劇場で楽しんでください。

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