『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の見どころ
2020/12/12
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は、南勝久の人気漫画を岡田准一主演で映画化したアクション『ザ・ファブル』(2019)の続編。
岡田准一主演で、2019年6月21日(金)に全国公開された映画『ザ・ファブル』。
この度、熱い要望に応え、ついに『ザ・ファブル』がシリーズ化、新作製作が決定した!
岡田准一、木村文乃、山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市 のシリーズ豪華キャストに加え、堤真一、平手友梨奈、安藤政信が新たに参戦!
前作をはるかに超えるアクションと笑い、そして衝撃のラストが待ち受ける。
アドレナリン全開の超大作エンターテインメントが誕生します!
公開は、2021年2月5日(金)。楽しみに!
目次
ストーリー
最強の殺し屋が挑む究極ミッション!
誰も殺さず、最狂の偽善者から、訳ありの少女を救出せよ。
どんな相手も6秒以内に殺す――“ファブル”(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説の殺し屋」と恐れる存在だった。
ある日、ボスから「一年間、誰も殺すな。“普通”に暮らせ」と命じられ、素性を隠して佐藤アキラという偽名を使い、 相棒ヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い“初めて一般人として”普通に暮らしている。
アキラの初めてのバイト先であるデザイン会社では、社員(佐藤二朗)と社員のミサキ(山本美月)が、今日もアキラの描く子供のような絵に爆笑中。
しかし一見平和なこの街では、表向きは子供を守るNPO代表、裏では緻密な計画で若者を殺す危険な男・宇津帆(堤真一)が暗躍。
凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と共に、かつて弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃え綿密な計画を立てていた。
同じ頃アキラは、宇津帆の元で暮らす、過去の事件でファブルが救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と再会する。
しかしこれが後に想像もつかぬ大騒動へと急発進する!
キャスト
岡田准一 / ファブル・佐藤アキラ
木村文乃 / 佐藤ヨウコ
平手友梨奈 / 佐羽ヒナコ
安藤政信 / 鈴木
黒瀬純 / 井崎
好井まさお / 貝沼
橋本マナミ / 女優
宮川大輔 / ジャッカル富岡
山本美月 / 清水ミサキ
佐藤二朗 / 田高田
井之脇海 / 黒塩(クロ)
安田顕 / 海老原
佐藤浩市 / ボス
堤真一 / 宇津帆
ファブルが唯一感情をあらわにして爆笑するスベリ芸を得意とするお笑い芸人・ジャッカル富岡には、前作に引き続きの配役となる宮川大輔。
ファブルがドハマりしているジャッカル富岡主演ドラマ『恋という名のウィークデイ』でアイという役名で出演する女優役に橋本マナミ。
表の顔はNPO団体代表だが裏の顔を持つ最恐の男・宇津帆(堤真一)が企む悪の計画に加わる裏社会の男・井崎に黒瀬純(パンクブーブー)。
橋本と黒瀬は「ファブル」シリーズに初参戦となる。
そして、ファブルが一般人<佐藤アキラ>としてバイト中のデザイン会社オクトパスで働く同僚・貝沼に好井まさお(井下好井)。
前作をはるかに超える日本映画の限界突破アクション×笑い×超豪華キャスト!そして衝撃のラストが待ち受ける。
キャスト・監督・原作者コメント
岡田准一(アキラ・ファブル役)
江口監督をはじめスタッフみんなでチャレンジ!を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になったと思います。
僕だけではなくカメラマンさんやスタッフも吊られ、これは行けるか?無理か?など手探りで撮影したのも良い思い出です。
現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います。
今回アキラと対峙する宇津帆役を、キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた堤真一さんにご出演いただけたことにご縁を感じ嬉しく思っています。
早く完成した新作を見ていただきたい!
原作ファンも映画ファンも期待してお待ちいただけると嬉しいです。
木村文乃(ヨウコ役)
シリーズ化の話を聞いた時は、わくわくしたのを覚えてます。
いざ脚本を読んだら、アクションが本当に大変そうだなと思いました。
しかも今回は私のアクションシーンも満載なので、岡田さんにもアドバイスいただきながら、どうやったらヨウコらしくセクシーなアクションになるかを考え、練習しました。
今回のファブルは岡田さんのアクションセンス無くして作り上げられないものだと思います!
大変な状況下ではあったのですが、江口監督・スタッフの方々とこだわりぬいて作り上げました。
これはもう超大作の予感しか無いです!
堤真一(宇津帆役)
ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、これは自分にとって大きな挑戦になると思いました。
宇津帆という人物は善良な表の顔と凶悪な裏の顔を持つキャラクターです。
犯罪者の中には、自己正当化がうまいというか、自分の歪んだ正義感を疑わない人がいるように感じていたので、今回は、両極端に表と裏の違いを見せるような考え方ではなく、表の顔も裏の顔も両方とも自分にとっての正義だと思っている。
そいつが世の中に普通に存在していることが一番怖いと考えて、この役を演じました。
これまでも岡田君とは何度か共演しています。今回もそうですが、共演の度に岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします。
平手友梨奈(ヒナコ役)
オファーを頂いた時は、大ヒットした作品のシリーズ化ということと、そして今作のヒロインということで不安とプレッシャーがすごくありました。
また、佐羽ヒナコという役に対しても、なぜ私なんだろうとビックリしたのを覚えています。
前作を観たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私自身もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせて頂きました。
ヒナコを演じてみて、今でも私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されている皆さん、監督、スタッフの皆さんも、いい作品にしようという想いを強く感じたので私なりのヒナコを精一杯表現したつもりです。
前作とはまた違った魅力があると思うので、皆さんに届く作品になることを願っています。
安藤政信(鈴木役)
オファーを受けた時、『ザ・ファブル』という映画の存在は知っていてすごく気になってはいたけど、自分の目で見たことがありませんでした。
クランクインする前に前作を見て気持ちが引きずられるのが嫌だったので、撮影が始まって1ヶ月後ぐらいに見ました。
江口監督は役者一人一人をしっかり演出できる監督だと思いました。
初めて江口監督に出会って、江口監督と芝居のセッションが本当に楽しかったです。
特に同じシーンの多かった岡田さん、木村さん、堤さん、平手さんという素晴らしい役者さんと出会えてとても楽しかったです。
皆さんのエネルギーがこの作品に残るといいなと思います。
江口カン 監督
岡田准一氏と共に目指したものは「前作を遥かに超える今までにないアクション映画」。
岡田氏は前回同様ほとんどのアクションを自ら演じるのみならず、共演者のアクションも考案・指導。
自分の出番がなくても現場に張り付くという徹底ぶりで今作アクションのクオリティを高次元に引き上げた。
加えてレギュラー俳優陣による奇抜かつリアリティあるキャラクター造形。
そしてファブルはなんといっても敵が命。
今回の敵・堤真一氏の怪演かつ狂演。
平手友梨奈氏の魂を揺さぶる熱演。
安藤政信氏の妙に人間臭い匠演。
これらが渾然一体となり、奇妙だが分厚い人間ドラマが生まれた。
また、コロナによる長期中断という出口の見えない危機的状況を躱して撮り切れたのは、何よりもキャスト・スタッフの今作へのこだわりと情熱と愛情の賜物に他ならない。
クランクアップした今、僕は前作を遥かに超える手応えに身震いしている。
原作者 南勝久
今回、映画の続編のお話を頂き、脚本段階から打ち合わせに参加させて頂きました。
原作ファン・映画ファンの両面からも前作以上に凄い作品になると確信しています。
キャストでは宇津帆役を堤真一さんに受けて頂き、興奮と感謝の気持ちでいっぱいです。
またヒナコ役の平手友梨奈さんも僕の第一希望でありました。
その他のキャスティングも最初から最後まで、しっかりと摺り合わせをして頂き、心から感謝しております。
またコロナ騒動の中、撮影が中断するなど大変だったはずですが、江口カン監督、岡田准一さんをはじめとするキャストの皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でございました。
完成をいちファン目線で本当に楽しみに待ち望んでおります。
予告映像はこちら
最強の殺し屋・ファブル(岡田准一)が爆発で吹き飛ばされたドアを軽々と塀を乗り越え回避する圧巻のシーンから始まり、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に殺し屋を休業し、兄妹を装い“一般人”として平和に暮らしている様子から始まる。
そんな中ファブルは、過去の任務で唯一殺せなかった因縁の男・宇津帆(堤真一)と偶然再会。
宇津帆は、表向きは子供を守るNPO団体の代表だが、過去の事件でファブルへ恨みを持ち、復讐に燃えている男。
凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と共に綿密な計画でファブルを殺そうと決意します。
また、心を閉ざした車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)が歩けなくなったキッカケとなる衝撃的なシーンも!
宇津帆に阻まれながらも、誰も殺さずに彼女を救おうと奮闘しているファブルの姿や、ヒナコが銃を構えながら感情を爆発させる描写など、迫真の演技にも注目です。
さらに、岡田准一が日本映画の限界アクションに挑戦したシーンも満載!
団地を舞台に不安定な足場の中、縦横無尽に敵をなぎ倒す多彩なアクションや立体駐車場で制御不能な車に生身で立ち向かうカーアクションなど胸が高鳴る映像も!
ラストにはファブルが絶体絶命のピンチに陥るまさかの場面!?
また相棒・ヨウコも、ナイフで襲い掛かる鈴木に対して繰り出す素早いアクションカットもあり、木村の戦闘シーンにも注目!
アクションだけではなく、前作に引き続きバイト先・オクトパスでは同僚・ミサキ(山本美月)と社長(佐藤二朗)との笑い溢れるコミカルな掛け合いも健在!
前作をはるかに超える日本映画の限界突破アクションと笑い、衝撃ストーリー、超豪華キャスト!
日本映画にない・アドレナリン全開の超大作エンターテインメント作品に期待!