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安楽死を手口とする連続殺人『ドクター・デスの遺産』映画公開される

2020/11/04

近年、闇サイトを使った殺人事件や自殺志願者を募ったりする例があるが、この映画は、130人もの患者を安楽死させた実在の医師をモデルに描いた、中山七里原作のサスペンス小説『ドクター・デスの遺産』を映像化したものだ。

安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事の、息もつかせぬ攻防戦をスリリングに描き出す。

綾野剛が主人公の警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人役、北川景子が犬養のバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香役、岡田健史が新米刑事・沢田役を演じている。

監督は、映画『神様のカルテ』などの深川栄洋。

映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』は11月13日より全国公開。

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ストーリー

終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。

捜査に乗り出す犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿り着く。

そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう。

【安楽死】という手口で、被害者を苦しませることなく、安らかな死を処方するドクター・デスの目的と正体とは?

本作では安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事の息もつかせぬ攻防戦をスリリングに描き出す。

 

実在の医師がモデル

このドクター・デスは実在した医師がモデルとなっている。

その名はジャック・ケヴォーキアン。

米国の病理学者で元医師という経歴を持ち、末期病患者の積極的安楽死の肯定者で、130人に及ぶ患者を殺害し「死の医師(ドクター・デス)」と呼ばれていた。

このケヴォーキアンを題材にした映像作品は本作だけではない。

2010年に全米HBOで放送された『死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実』は、

アル・パチーノ主演、バリー・レヴィンソン監督という豪華な布陣で制作され、第62回プライムタイム・エミ-賞でテレビ映画部門の主演男優賞、テレビ映画脚本賞を受賞。

 

さらに第68回ゴールデングローブ賞のミニシリーズ・テレビ映画部門の主演男優賞を受賞。

医師ケヴォーキアンの苦悩と葛藤、彼やその周囲の知られざる実像にも迫った作品として世界的高評価を受けた。

人間には“死ぬ権利”があるとうたい、世界中に物議を醸してきたケヴォーキアンだが、本作のドクター・デスもまた、犬養と高千穂、そして観客たちの信じた正義を揺るがす存在としてスクリーンに映し出されている。

綾野剛 コメント

禁断の題材にとうとう触れてしまった思いでなりません。

撮影中もこの作品の強度に耐えうる表現ができているのか?と自問自答の日々でした。

しかし、そこで大きな支えとなり現場を包み込んでくれたのが初バディである北川景子さん。2度目の共演ですが、本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります。

深川監督、各部署スタッフ、キャストと共に、新たな新境地に立つ事ができました。

お届けできる日が今から楽しみです。

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北川景子 コメント

「お父さんが悪いお医者さんに殺された」という男の子からの通報をきっかけに、二人の捜査一課コンビが連続殺人犯を追いかけることとなります。

最後まで誰が犯人なのかわからない緊張感と、私たちが犯人像に辿り着くまでのもどかしさ、焦燥感をお客様に感じていただけるように撮影していきました。

事件を追えば追うほど、犬養、高千穂それぞれが「命の尊厳とは何か、安楽死は善か悪か」と悩み翻弄されていくので、その感情を細かく丁寧に演じられるよう取り組みました。

アクションも少しあるので、かっこよく、暑い夏に負けないように(熱中症にもなりましたが)がんばりました。

綾野さんとは2度目の共演ですが、2人1組でずっと動く役は初めてです。

綾野さんは常に役と向き合っておられる熱い方です。犬養が一つのことに集中した時に醸し出す殺気や、こうと決めたら一直線に突き進んでいく勢いは綾野さんなのか犬養さんなのか、分からないほどでした。

私は部下でありながら、そんな綾野さん演じられる犬養を冷静に、時々呆れながら、時々乱暴に扱いながら見守る役です。手のひらで転がしていると言っても過言ではありません。

現場でも気がつけば綾野さんをずっと観察していました。綾野さんは思いつきでいろんなことをお芝居に取り入れたり、好奇心旺盛な子どものような一面があると今回初めて気がつきました。そんな綾野さんを後輩ながら微笑ましく見守ってきた夏でした。

私たち凸凹コンビをどうぞ楽しみにしていてください。

 

岡田健史 コメント

今回沢田圭を演じさせて頂きます、岡田健史です。今回初めて刑事役を演じるにあたってプレッシャーはあったものの、皆様に助けて頂き何とかクランクアップを迎えることができました。

綾野さん、北川さんとのシーンでは、僕は安心してお二人に身を委ねながら沢田のキャラを作りあげました。お芝居を通じてたくさん学ばせて頂き、新たな自分の一面を発見できました。初めての刑事役、是非、御覧ください!

 

監督:深川栄洋 コメント

心掛けたのは最後まで振り落とされないように舵を握り続けること。

プロデューサーと目指したのはエンターテインメントとして、ある社会問題と向き合うこと。

ともすれば深く入り込みすぎて、自分の立っている場所が分からなくなるような作品です。

誰もが人生のどこかで必ず向き合わなくてはならないテーマを綾野さん北川さんとともに悩み尽くした作品となりました。

 

二人はいいコンビです。綾野さんは北川さんのことを、北川さんは綾野さんのことを僕に教えてくれました。

二人は全く違う考え方を持った役者ですが、二人とも強烈な役者バカだと思います。

もちろんそういう僕も映画バカですが……、子役オーディションに参加して子役の為に熱演していた綾野さんと、アクションで綾野さんに本気の蹴りを見舞う北川さんの熱を感じに劇場に来てください。

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スタッフ

監督 深川栄洋

原作 中山七里

脚本 川崎いづみ

キャスト

綾野剛 / 犬養隼人

北川景子 / 高千穂明日香

岡田健史 / 沢田

前野朋哉、青山美郷、石黒賢

主題歌:[Alexandros]「Beast」(UNIVERSAL J/RX-RECORDS)

[Alexandros]

2007年に本格始動。

これまでに7枚のアルバムをリリースし、CM、映画、ドラマなど多数のタイアップを手掛け、「ワタリドリ」はMVがYouTube再生数1億回を超えるなど、ヒット曲を数多く持つ。

今年デビュー10周年ということで、8月に自身初のコンセプトアルバム「Bedroom Joule」をリリースするなど精力的に活動し、今もっとも注目を集めるバンドの一つ。

 

2020年11月13日公開
ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE- (2020)

最近、多くの作品が映像化されている中山七里の作品です。

原作も読み応えがあり、今、最も熱い作家ではないでしょうか!!

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