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ウェディング業界の革命児「山川咲」はどんな人?

2016/06/17

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“ウェディング業界の革命児”と呼ばれる32歳カリスマプランナー・山川咲。

会場選びから装飾、衣装、演出など、その多くがパッケージ化されている

ウェディング業界において、常識を遥かに超えた演出の結婚式を実現し、

一躍注目の的となった。

 

その魅力はある種奇想天外とも思えるような「オリジナルコンセプト」にある。

時にはキャンプ場で、時には廃工場で・・まるで映画や絵画のような

“誰も見たことの無い結婚式”を演出するのだ。

 

起業からわずか4年で自らが代表を勤める「CRAZY WEDDING」を人気ブランドに

成長させた。

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プロフィール

山川咲

1983年東京都生まれ。

元フジテレビアナウンサーの父(山川建夫)の退職に伴い、

2歳の時に日本一周ワゴンカーの旅へ。

1年間のワゴンカー暮らしの後、千葉で田舎生活を送る。

大学卒業後、ベンチャーのコンサルティング会社へ入社。

5年間の社会人生活を経て、退職後オーストラリアへ。

帰国後、「意志をもって生きる人を増やしたい」という想いを実現するために起業。

 

業界で不可能と言われ続けた、人生を表現するオリジナルウェディング

ブランド『crazy wedding』を立ち上げる。

業界の革命児として、妥協のないウェディングをプロデュースし、

起業わずか1年足らずで人気ブランドとなる。

 

「意志をもって生きる人を増やしたい」という想いを胸に、

業界経験ゼロから起業し、「完全オーダーメイド」の結婚式を提供する。

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山川さんの考えるオリジナルウェディングとは ?

「人生が変わる程の結婚式」をコンセプトに、新郎新婦が自分たちらしさを

表現できる、自由でクリエイティブな結婚式をプロデュースしています。

家族やゲストなどのまわりの人たち、好きなものや大切なことに、とことん

向き合い、その二人にしか表現できない世界に一つだけのウェディングを

一緒につくっていくのです。

 

専属のプロデューサーとアートディレクターがヒアリングを重ね、

どんなウェディングにしたいのかを引き出し、アイデアを考えていきます。

さまざまなイメージやコンセプトを提案し、会場もそのコンセプトに基づいて

選びます。

 

演出、会場のデザイン、オリジナルアイテムなどの手配も行い、どこにも

妥協のない夢のような世界観をつくり上げていくのです。

『crazy wedding』を立ち上げるまでの経緯は ?

大学卒業後にベンチャーの人材教育コンサルティング会社に入社し、採用担当

として働いていた。

入社したときは、第2創業期といわれていて、一緒に会社を立ち上げてきた

という意識があったし、自分がいなければこの会社はまわらないという気持ちで、

人生のすべてをかけて働いていた。

 

しかし、丸5年が経った頃、妊娠と流産を経験し、働き方や会社との関係性を

考え直すことになる。

それまで自分イコール会社だと思っていたのが、短時間勤務を希望する場合、

今までのキャリアが白紙になるなど、自分が会社の創業メンバーではなく、

従業員なのだという事実を強く感じることになる。

 

だから、会社のために従業員として生きることに違和感を感じて、

会社を辞める決意をする。

その後、一人でオーストラリアに旅に出る。

そこで毎日新しいことを経験し、自分のことを振り返ってノートに

書き続ける旅をする。

そのことで、人生との関わり方が変わったという。

 

大好きな会社を辞めてしまって、この先の未来も見えない。

心身ともにボロボロの状態で、いろいろなことを体験する中で、

生きるパワーが甦ってきたのです。

 

知らない人とコミュニケーションを取ろうとして全身で伝え、受け止め、

それを喜べたこと。

全てだと思っていた仕事やキャリアを手放しても、自分を毎日を輝かせることが

できるということに、妙に自信を持つようになる。

そして、少しずつ自分のことや大切にしたい生き方を、オーストラリアの人たち

との関わりの中で取り戻していくのです。

 

自分の人生さえ手放さなければ、日本に戻って何かにつまずいたり、失敗しても

大丈夫だと心から思い、帰国してから起業したのです。

 

なぜ、ウェディングという分野を選んだ?

山川さんは、25歳のときに結婚して、式を挙げたのですが、それが、人生が

変わるくらい楽しかったそうです。

まったく後悔のないクリエイティブな式を挙げることができたのです。

 

今までの人生では、学校でも教育でも「こうすべき」でやってきたけれど、

結婚式では自分が何をやりたいかという理想に向き合って、「こうしたい」を

100%形にすることを初めて体験する。

結婚式が終わったとき、リアルに「夢って叶うんだな」と思ったそうです。

それくらい人生にインパクトのある経験は他にそうない。

と想い、1ヶ月程入念なリサーチをしてすぐに事業をスタートさせたのです。

 

ワゴンカーから人生が始まる

山川さんの住まい遍歴は3歳のとき、ワゴンカーからはじまりました。

いろいろな場所をまわって、人の家に行ったり、泊まったりすることがすごく

多かったのです。

日本一周ワゴンカーの旅は、1年くらい続きました。

 

その後、千葉の大自然の中で、古い一軒家を借りて住むことになります。

100坪くらいあったのですが、家賃が1カ月1万円くらいという。

離れには五右衛門風呂があって、中学3年生までお風呂担当として、毎日薪で

お風呂を焚いていたのだそうです。

 

自然に恵まれた環境で育ったことで、影響を受けたことは?

大自然の中で育ったことは、彼女に大きく影響を与えている。

会社には「本質的、美しく、ユニーク」という経営の判断軸があるのだが、

それは大地や山や川や海といった自然の姿そのもの。

それが世の中でいちばん大切なことだという考えが、今の会社のベースを

つくっている。

 

当時は、自給自足に近いような暮らし

スーパーで買い物もしますが、父親が畑で野菜を育てていて、野山でタンポポの

葉やクレソンを採ってサラダにしたり、山菜を採って食べたりしていた。

 

今でこそ、そういった環境がアイデンティティをつくってくれたと言える。

そして、その経験があったから、相当若くして、どうすれば人から認められるん

だろうとか、自分はこれでいいのかとか、人一倍考えて生きてきたのです。

 

その中でできることはすべて精一杯やって、妥協はしてこなかったようだ。

会社を辞めたことやオーストラリアを旅した経験を通して、これで良かったんだ

と自信を取り戻し、自分の人生を生きようと思えたとき、

「意志をもって生きる人を増やしたい」という起業したときから掲げている理念

につながったのです。

 

東京で暮らし始めたのは大学から

大学に進学するとき、ちょうど妹も高校に進学するタイミングだったから、

2人で東京に出てきて一緒に暮らすことに。

江戸川区にある酒屋さんが経営するアパートに住み始めました。

1階がお店で2階が酒屋のご夫婦が住む住居、3階が姉妹の住居です。

 

大家さんはおじいちゃん、おばあちゃんという年齢でしたが、すぐ側にいてくれ

ることがとても心強かったようだ。

妹も一緒だったし、初めての東京はとても楽しかった。

いろいろなものがすぐ近くにあって、居心地が良くて大学の4年間ずっと住んで

いました。

 

その後、26歳のときに結婚して新築マンションを購入する。

しかし、起業するときに賃貸に出して、それからは賃貸マンションに住んで

いる。

現在まで、10回くらい引っ越しているのだそうです。

 

とくに起業してからは、働くことが人生の中心になったので、会社に近い

場所に住むことが多くなったのです。

 

でも、会社を創業したときは、自宅兼オフィスという形の住まい方でした。

そのときの暮らしが、現在の暮らしの原点にもなっている。

 

ランチは社員全員で、毎日愛情たっぷりのご飯を食べる

大きな窓に囲まれた、とても陽当たりの良い空間で、テラスがあって、

そこで仕事をしたり、自分たちで植物を植えて、壁面緑化をしたりしていました。

その頃から、キッチンでお弁当をつくって食べるということもしていた。

普通に人が住んでいる家庭にオフィスをつくったという感覚です。

 

そのときの暮らしは、2軒目となる今のオフィスにもつながっています。

キッチンのある物件を選び、朝、昼、晩の食事をつくってもらって、お昼は社員

全員で一緒に食べるのです。

 

山川さんにとって一番大事なのは食べること、二番目が人間関係、三番目が

世界を変える仕事をすること。

この三つまでを余裕でやることができるチームだと考えている。

つまり、彼女にとって、会社という空間は“暮らしの場”なのです。

 

だから蛍光灯の下で働くようなオフィスビルは選びません。

自然の光がふんだんに入る気持ちのいい空間であることが絶対に必要です。

お昼になればご飯の匂いが漂ってきて、身体にいい自然食の食事が準備されて

いる。

専属のシェフはお母さんのような存在で、本当に愛情のこもった料理をつくって

くれます。

 

社員にとっても、ここは本当に家のような場所なんです。

創業時のオフィスでも壁面緑化を自分たちでやったし、今のオフィスで使って

いるデスクやチェアもDIYでつくりました。

自分たちで手を動かしてつくることをとても大切にしています。

 

毎日使うものを、みんなでつくることによって、その空間の空気が変わってくる

ような気がする。

その行為は、その場所を愛することや、暮らしを愛することにつながっていくの

ではないでしょうか。

来社いただくお客さまにも、その空気感を楽しんでいただけたらと思っている。

 

 

オフィスも感情を表現できる場所がいい

多くの人が仕事に行くときに、オンモードにならないといけないと感じています

よね。

それは空間が与えている影響もあると思うんです。

仕事だから気張らなくてはならない、頑張らなくてはならない、泣いちゃいけ

ないという感じになってしまう。

でもそうではないんです。

 

ランチのときは、みんなすごく騒がしくて、パーティでもやっているの

かというくらい騒がしかったり。

悩めば泣くし、仲間が助けるし、一緒にものすごい高いものを目指すし。

そういうコミュニケーションがある場でありたいですね。

 

オフィスにキッチンを設けることはとてもおすすめできます。

健康を司っているのがキッチンということもその理由ですが、キッチンという

場所にはなぜか人が集まるんです。

 

社員は、何か落ち込んだり、つらいことがあると、キッチンに行くことが多い。

なんとなくシェフと話をすると気持ちが晴れます。

「ちょっとノドがイガイガする」と相談して、飲物をつくってもらったりする

ことも。なんとなく癒される場所になっているんです。

 

生き方を見つめる

自分の生き方を見つめるという点では、「グレートジャーニー」という仕組み

もあります。

1年のどこかで1カ月間休みを取っていいという。

その時間は、世界を旅したり、自分と向き合ったりすることに使うのだ

そうです。

 

旅は自分の人生を取り戻すには、とてもよい方法。

いちばん大切なのは、これが自分の人生だと思えるかどうかです。

会社に与えられた仕事だと感じてたり、やらされていると感じることが、

問題のはじまりだという。

 

「やっぱり自分はこういう風に生きたい」と確認して、残りの11か月を精一杯

働いたほうが、お互いハッピーだという。

いろいろなサービスは、クリエイティブな暮らしや生き方をしている人から受け

たほうが、世界が広がると思う。

 

だから、常に新しいものを取り入れていきたいと考えているのです。

結婚式場もゴージャスな感じの空間が多いのですが、ゴージャスな人はそう

たくさんいるものではありません。

まったくそういうものを好まないのに、ゴージャスな場所でゴージャスな衣装を

着ていたら、本人たちはもちろんゲストも居心地が悪くなる。

 

予算をかけなくても、自分たちで住みながら少しずつリノベーションすること

だってできます。

現在はコミュニティも活発になってきているから、手伝ってくれる人を探し

やすくなっている。

そういうリノベーションのやり方や関連する情報が、もっとたくさんの人の目に

触れると、家や暮らしにまつわる価値観も変わっていくのではないでしょうか。

 

2016年5月29日(日)の情熱大陸に山川さんが出演する。

今後の活動が聞けるのではないだろうか。注目される人物です。

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